日本という国
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096 五月(皐月) ・八十八夜や 立春(2月4日頃)から88日目の5月1日か2日。 霜が降りる日が少なくなり、野菜の種蒔きや稲の田植え、茶摘みなど、農家は忙しい。 「夏も近づく八十八夜♪♪~~」と、童謡に歌われている。 茶摘みは、八十八夜から2~3週間に集中する。 「音立てて 八十八夜の 山の水」(桂かつら 信のぶ子こ) ・田植え 苗なわ代しろで育てた稲の苗を水田に植えること。5月中旬にかけて行われることが多い。「田植え」は「夏」の季語。後ずさりしながら苗を植えていくのが昔ながらの田植え風景だが、近年は機械による田植えが普及している。 「勿体なや 昼寝して聞く 田植唄」(小林 一茶) 「やさしやな 田を植えるにも 母の側」(炭 太祗) ・博はか多たどんたく 5月3、4日に行われる福岡市の祭。 老若男女が思い思いの服装で三味線や太鼓、しゃもじを叩いて市内を練り歩き、商店街の広場などの舞台で踊りを披露する。 毎年、200万人を超える観客で賑わう。「どんたく」の名前の由来はオランダ語の「ゾンターク(休日)」から。

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