日本という国
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101・簾すだれ 暑い「夏」の強い日差しを遮って、風通しをよくして、涼しく過ごすためのもの。葦の茎を編んだり、青竹を細く裂さいたりして作る。ビニール製もある。 ・お中元 6月下旬から7月中旬頃までに、お世話になった人に感謝を込めて贈り物をする。 中国の道教で、旧暦の7月15日に神様に供え物をして罪つみ滅ほろぼしをする「中元」という習慣が日本に伝わり、「夏」の「贈り物」になった。 七月(文月) ・山開き-海開き 7月1日から、富士山などの山で山登りが始まる。これを山開きという。 海では海水浴が出来るようになる。 ・七夕たなばた 7月7日、星に願い事をするのが「七夕」祭。 夜空に輝く「牽けん牛ぎゅう星せい(ひこぼし)」と「織女星(おりひめ)」が最も近づく、という伝説に基づいている。 子供たちは色とりどりの細長い短冊に夢や願い事を書いて、笹や竹につるす。 「うれしさや 七夕 竹の中を行く」(正岡 子規) ・枝豆 黄色くなる前の大豆を塩茹でにする。 「夏」に出回る枝豆が一番おいしい。ビールの「つまみ」として喜ばれる。 近年は、冷凍の枝豆が一年中食べられる。 「枝豆や 三寸飛んで 口に入る」(正岡 子規) ・夕ゆう立だち 「夏」の夕方、突然激しく降り出す雨をいう。 局地的に降り、短時間で止むこと多い。 「夕立ちに ひとり外みる 女かな」(宝井 其角)

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