日本という国
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114簡単に出来る「冬」の人気料理。 京都・南なん禅ぜん寺じの湯豆腐が有名。 「湯豆腐や 蝦え夷ぞの板昆布 跳上がり」(渡辺 水巴) (蝦夷=昆布の生産地として知られる北ほっ海かい道どうの古い呼び名) ・注連しめ縄なわ-注連飾 稲の藁で作った縄の輪に、細工をした紙を垂らしたのが「注連縄」だ。 新年に神様を迎えるため、神社の社殿前や家の神棚かみだなに飾る。 大晦日おおみそか(12月31日)までに取り付ける。 大小、さまざまな形があるが、3本、5本、7本の藁を使うこともあることから「七五三しめ縄なわ」とも書く。 「注連縄」に橙だいだいや昆布、伊勢いせ海え老びなど付けて、縁起物の飾りとして、「魔除まよけ」や願いを込めて、家の玄関などに飾るものが「注連飾」だ。 日頃使っている機械、農機具、自動車、自転車、船などにも、安全を願って「注連縄」や「しめ飾り」を飾る。 「女手に 注連飾打つ 音きこゆ」(日ひ野の 草そう城じょう) ・童謡「お正月」 東ひがしくめ・作詞、滝たき廉れん太た郎ろう・作曲。 子供たちのお正月が待ち遠しい気持ちを歌った唄。 明治時代の後半に作られたが、今でも、よく歌われている。 ♪♪♪ もう いくつねると お正月 お正月には 凧たこあげて こまをまわして 遊びましょう はやく来い来い お正月 ♪♪♪ ・御ご用よう納おさめ 12月28日頃、一年の仕事を終えること。1月4日頃までが年末年始の休暇。 ・行く年 終わろうとする年のこと。次の年は「来る年」。 「行年や 何に驚く 人の顔」(尾お崎ざき 紅こう葉よう) ・なまはげ 12月31日に行なわれる秋あき田た県けん・男お鹿が半はん島とうに伝わる風習。 大晦日の夜、村の青年が2~3人一組になって、鬼の面をかぶり、蓑みのと藁わら靴ぐつで、「ウオー、ウオー」と奇声を発し、大きな木と銀紙で作った刃は物ものや棒を振り回し「泣く子はい

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