日本という国
120/235

116・正月 一年の最初の月が「正月」。 「正月」の特別な料理が「お節せち料理」だ。昆布巻、玉子焼き、かまぼこ、数の子(鰊にしんの卵)や、里芋、蓮根の煮物など。 お節料理の前に飲むお酒が「屠と蘇そ」。 正月の楽しい浮かれた気持ちを「お屠蘇気分」という。 ・雑ぞう煮に お餅を、鶏肉や野菜、かまぼこ、シイタケなどの汁に入れた料理。 「三が日」の朝、家族そろって雑煮と「お節料理」を食べて祝う。 関東地方では「切り餅」を焼いて醤油味の汁が一般的。 関西地方では「丸い餅」で白味噌の汁が多い。 「塗ぬり椀わんの 家の久しき 雑煮かな」(正岡 子規) ・初春はつはる-迎春 「新年」を迎えた気持ちを表す言葉が「初春」や「迎春」。 賀春、「春」も新年のこと。 「初春や 眼鏡のままに うとうとと」(日野 草城) 「目出度さも ちう位なり おらが春」(小林 一茶) ・年賀-年賀状 「新年」のお祝いを述べることを年賀という。 親戚や友人、知人に「年賀状(年賀はがき)」で年始の挨拶をしたり、一年間のご無沙汰のお詫びをする。 ・お年玉 「正月」に親や大人が、子供たちや孫、親戚の子どもに贈るお金。 子供たちにとって正月の大きな楽しみ。 「年玉を 並べて置くや 枕まくら元もと」(正岡 子規) 「とし玉の さいそくに来くる 孫子かな」(小林 一茶) 「お年玉 ちらと見くらべ 姉いもと」(中山なかやま きりを)

元のページ 

page 120

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です