日本という国
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117・門かど松まつ 「正月」に家の玄関や門口に立てて飾るもの。 一対いっついの松に竹などを加える。 普通、門松は1月7日まで立てる。その期間を「松まつの内うち」という 「酔ひつれて 雪せっ駄た鳴らすや 松の内」(尾崎 紅葉) ・初はつ夢ゆめ 「元日」の夜か2日の夜に見る夢。 どんな夢を見たか、で一年間を占ったりする。 枕の下に宝船の絵を敷いて寝ると「いい夢」を見る、言われている。 初夢は、「一・富士、二・鷹たか、三・茄子なすび」の順に縁起が良い、という言い伝えがある。 「初夢の 忘れやすさの 目出度けれ」(高木 晴子) 「初夢を 話しゐる間に 忘れけり」(星野 立子) ・書き初ぞめ 「新年」になって最初の書道。 「夢」、「希望」、「平和」、「春」など、めでたい文字を選んで、2日に書くことが多い。 「書初の ことさら太き 筆選ぶ」(増成ますなり 栗くり人と) ・正月の遊び 子供たちが、「正月」に遊ぶのは、家の外では凧(タコ)揚げ、独楽(コマ)回し、羽根突き。家の中では双すご六ろく、歌留多(カルタ)、トランプなど。 しかし、近年は、テレビ・ゲームで遊ぶ子どもが増えている。

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