日本という国
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119 双六すごろく=大きな紙にいろいろな絵を描いて、十数カ所の「中継点」を作る。サイコロを振って出た目の数だけ進む。「振り出し(スタート)」から早 く「上がり(ゴール)」に到着した者が勝ち。 サイコロの目でぴったりゴールに着かなければ勝てない。 例えば、『「上がり」まで「あと三つ」の所で、サイコロを振ったら「5」が出た』場合、「上がり」まで「3」進んだ後、残りの「2」はバックする。また、途中で、「振り出しへ」という「中継点」に止まったら、「振り出し」に戻る。 「双六の 絵をたのしみて 遊びけり」(深ふか川がわ 正しょう一いち郎ろう) かるた=カードを使って、数人で遊ぶゲーム。 「百人一首」や「いろは・がるた」など。トランプもある。 「とられたくなし 歌留多かるた 眼にて押へ」(池いけ上がみ 不ふ二じ子こ) ・御用始め 役所や会社などが4日頃、その年の仕事を始める。 この日は、役所や企業のトップが念頭の抱負を述べ、職員や社員は発展と努力を誓い合う。 ・出で初ぞめ式しき 1月6日頃、都道府県、市町村の消防署や消防団が消火演習をすること。 江戸時代からの「はしご乗り」や最新鋭の消防機器が披ひ露ろうされる。 ・七草ななくさ-七草粥がゆ 「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」を春の七草という。 1月7日の朝、お粥に春の七種類の野菜を入れた「七草粥」を食べる。 ご馳走を食べ過ぎて疲れている胃を休める効果もある。 「七草や 兄弟の子の 起きそろひ」(炭 太祗) ・福ふく寿じゅ草そう 寒い季節に黄金色の花を咲かせる高さ3㌢~6㌢の花。 縁起のいい名前と、花の少ない時期に咲くことから珍重される。 ・寒かん-寒稽げい古こ 「寒の入いり」(1月5、6日頃)から「寒の明け」(2月4日頃)の前日までの約30日間が「寒の内うち」。 1月21日頃、寒さが最も厳しいのを「大寒」。 この時期の手紙は「寒中お見舞い申し上げます」と書き出す。 柔じゅう道どう、剣けん道どう、弓きゅう道どうなどの武術の修行をする人たちが心身の鍛錬のため、寒さの厳しい時期の早朝にする稽古を「寒稽古」という。

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