日本という国
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120・鏡かがみ開びらき 「正月」に、床の間や神棚に大小二つの丸い餅を重ね、みかんや伊勢海老などをのせて飾ったのを「鏡餅」という。 1月11日に、雑煮やお汁しる粉こで食べる。 「切る」という縁起の悪いことをしないために、鏡餅を包丁で切らないで、金かな槌づちなどで叩き割ることから、「鏡開き」という。 「傍観す 女おんな手でに鏡餅 割るを」(西さい東とう 三さん鬼き) ・成人の日 満20歳になった男女を祝福する日。「1月の第2月曜日」。 「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」国民の祝日。 20歳を「はたち」という。 ・霜しも柱ばしら 地中の水分が寒さで柱状の氷になって地面を押し上げる。 霜柱の上を歩くと、「サク、サク」、「ザク、ザク」という音がする。 ・冬ふゆ籠ごもり 冬の間、人や動物が家の中や巣の中に閉じこもって外に出ないこと。 「腰あげて すぐ又坐る 冬籠」(高浜 虚子) 「読みちらし 書きちらしつつ 冬籠」(山口 青邨) ・雪 日本の「四季」の景観を代表する「雪月花」の一つ。 多くの詩歌や俳句の題材になっている。 雪は六角形の結晶が多いので「六つの花」ともいう。 細かい雪が風に乗ってちらちら舞う様子を「風かざ花はなが舞う」という。 雪は、形や状況によって、様々な呼び方がある。 白雪、粉雪、牡丹雪、ざらめ雪、細ささめ雪、小雪、淡雪、根雪、なごり雪、風雪、吹雪ふぶきなど。 「降る雪や 明治は遠く なりにけり」(中村なかむら 草くさ田男たお)

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