日本という国
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122刺しておく地方もある。 「豆を打つ 声のうちなる 笑かな」(宝井 其角) ・立春 「節分」の翌日の2月4日頃。暦の上ではこの日から「春」だ。 北海道や東北、北陸などではまだ雪の季節だが、人々は春の兆しを感じ取る。 「春立つや 誰も人より さきに起き」(上島 鬼貫) ・春浅し 暦の上では春だが、冬の気配が残り、まだ春は浅い、と感じる。 「早そう春しゅん賦ふ」という唱しょう歌かに、「春は名のみの 風の寒さや、、、♪♪」とある。 ・雪まつり 「札さっ幌ぽろ雪まつり」が有名。 毎年2月6日頃の金曜日から一週間、北海道札幌市の大通り公園で繰り広げられる。 アニメの主人公、役者、スポーツ選手、物語の名場面、有名な建築物、怪かい獣じゅうなどに似せて作った大きな迫力ある雪像が立ち並ぶ。大きいのは高さ15㍍近くある。 使われる雪は、自衛隊などが何十台ものトラックで運んでくる。 毎年、200万人を超える観光客が訪れる。 ・針はり供く養よう 2月8日。裁縫さいほうなどで折れた針の供養をする。 感謝を込めて、針を軟らかい豆腐や「こんにゃく」に刺して神社に奉納する。 ・かまくら 道端みちばたに高く積み上げた雪を固めて、中をくり抜いて作った部屋のこと。 大きいのは縦横約2㍍ある。敷物を敷いて明かりをつけ、中で食事やゲームを楽しむ。東北地方に多い。 毎年2月11日頃から秋田県横手市内の各地で作られる「かまくら」が有名だ。

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