日本という国
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123 ・梅 寒さに耐えて咲く「梅」の花は、清せい楚そで香りがよくて、気品高い。 めでたいことの代名詞である「松竹梅」の一つ。白梅、紅梅、枝し垂だれ梅など。 「梅」の枝で鶯うぐいすが「ホーホケキョ」と鳴く情景を表した「梅に鶯」は、早春を象徴する言葉だ。 「梅」の種類ではないが、この時期に、黄色くて香り高い花がやや下を向いて咲く「蝋梅ろうばい」もある。「梅」と同じような形の花で、色が「蝋」(黄色い油ゆ脂し状じょうの化学物質)のようなので、この名前が付いた。 「梅一輪 一輪ほどの 暖かさ」(服部 嵐雪)

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