日本という国
144/235

1401月は初はつ場ば所しょ(東京)、3月は春場所(大阪)、5月は夏場所(東京)、7月は名古屋場所(名古屋)、9月は秋場所(東京)、11月は九州場所(福岡)だ。 一回の場所は、15日間。最初の日を初日、最終日を千せん秋しゅう楽らくという。 2010年の3月場所と5月場所の「大相撲」の取り組みで、不正行為である「八や百お長ちょう」が行われたことが、2011年2月に発覚した。「大相撲」に対する国民の批判と不信が強まり、同年3月の春場所(大阪場所)が中止された。(八百長とは、「わざと負けるように仕組んだり」、「勝敗をお金で売買したり」すること)。 「土ど俵ひょう」は、直径4㍍55㌢の円形に固めた土で作られている。その周囲を、藁わらで編あんだ袋に土と小石を詰めた俵たわらで囲んだもの。 力士の地位は「番ばん付づけ」という。 下から序じょの口くち、序じょ二に段だん、三さん段だん目め、幕まく下した、十じゅう両りょう、幕まく内うちと上がっていく。 「幕内」は、役力士(最高位の「横よこ綱づな」をトップに大おお関ぜき、関せき脇わけ、小こ結むすび)と、それ以外の平ひら幕まく(前まえ頭がしら)をいう。十両以上の力士を「関取せきとり」という。 「関取」は、髪は銀杏いちょうの葉に似た「まげ」(大銀杏)を結ゆう。 「横綱」の名前は、腰に長さ約4㍍、重さ約15㌔㌘の白い綱(しめ縄)を巻きつけることから付いた。 「十両」と「幕内」の力士が、取り組み前に行うのが「土俵入いり」。 「横綱」の「土俵入り」を特別に「手で数ず入いり」という。「太た刀ち持もち」と「露つゆ払はらい」の二人の力士が「横綱」の介かい添ぞえをする。 力士は、本名とは別に四し股こ名なを持っている。第4代の谷たに風かぜ、栃とち錦にしき、大鵬たいほう、北きたの湖うみ、千代ちよの富ふ士じ、貴たか乃の花はな、白はく鵬ほう、鶴かく竜りゅう(いずれも横綱)など。 大相撲で優勝回数が最も多いのは、白鵬(モンゴル)の37回、次いで、大鵬の32回。千代の富士の31回、朝あさ青しょう龍りゅう(モンゴル)の25回、北の湖の24回。 最も重かった力士は、285㌔㌘の元大関・小こ錦にしき(ハワイ)だ ※ 大相撲の国際化 1993年3月場所で、アメリカ・ハワイ出身の「曙あけぼの」が外国人力士として初めて第64代の横綱になった。

元のページ 

page 144

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です