日本という国
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142 ◎【大相撲の言葉】◎ ◇ 行司 勝敗の判定役のこと。最高位は「立たて行ぎょう司じ」。「行司」は、烏え帽ぼ子し(烏の羽のように黒い帽子)をかぶる。「立行司」と三役格の行司は白しろ足た袋びと草ぞう履り、「幕内」格と「十両」格の行司は白足袋、「幕下」格以下の行司は素す足あし。 「行司」や、力士の名を呼ぶ「呼び出し」、力士の髪を結う「床とこ山やま」などが大相撲文化を支えている。 ◇ 金星きんぼし 「平ひら幕まく」の力士が「横綱」に勝つことを「金星」という。 「星ほし」は勝敗を意味し、勝てば「白星(勝ち星)」、負ければ「黒星」。一場所の半分・8日以上勝つと、「勝ち越し・星を残す」という。 ◇ 結びの一番 その日の最後の取り組み、をいう。 15日目の最後の取り組みは「千せん秋しゅう楽らくの結びの一番」。 ◇ 物言い 「行司」の判定に対して、「土俵」の下にいる審判員が疑問や異議を言うこと。 5人の審判員が協議して結論を出す。 ◇ 水入り 勝負が長引いて2人の力士が疲れていると行司が判断して、「取り組み」を一時中断させること。 ◇ 取り直し 「取り組み」をやり直すこと。 ①2人の力士が同時に「土俵」に倒れたり、「土俵」の外に出たり、などの「同体」 の時、②二度、「水入り」があって勝負がつかない時、それぞれもう一度、取り直す。 ◇「ごっつぁん」 「ごちそうさま」が訛なまった言葉。ありがとう、の意味。 ◇ ちゃんこ 「力士」が作って自分たちで食べる料理。魚や肉、野菜などを入れた鍋料理。

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