日本という国
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まえがき 「相手を理解すること」は「相手を尊重すること」であり、「友好」の基盤です。 「相互理解」は遠い道のりですが、国と国の「争あらそい」をなくす唯一の手段だと思います。 本書は、海外の日本語学習者が、日本語を学びながら、「日本」について多くの分野の知ち識を身につけ、「日本」を理解してもらうために、夫婦で作りました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 外国語を学ぶ目的は、相手の国の言葉で話をしたり、文字や文章を読んだり、書いたりすることだけではありません。「言語」を通して、その国の「社会」の姿や「文化」の形、人の「考え方かた・心しん情じょう」を理解することです。 外国語を勉強する人にとって大切なことは、「語学訓練」に偏かたよらないで、「その国の文化」を理解し、相互理解と友好の「絆きずな」を深めることです。 本書は、「日本の政治の課題と流れ、経済の歩み、国土、三権分立、日本国憲法、歴史、自然、伝統文化、日本語(文字の歴史や敬語など)、日本人の行動様式、和食」など、「日本と日本人」を幅広く理解するための「日本語教材」です。 日本語について、「慣用句」、「四字熟語」、「早はや口くち言こと葉ば」、「回文かいぶん」、「擬ぎ音おん語ごと擬ぎ態たい語ご」の具体例も加えました。 世界の国で日本語を勉強している人たちは、一人一人が大切な“民間大使”です。 世界の日本語学習者のために、少しでもお役に立つことが出来れば、という願いから、 『日本にほん・にっぽん』という国くに をまとめました。 (一)日本語を勉強している人たちに、『日本と日本人』について、「これだけは知ってほしい」という内容を盛り込みました。 (二)独学どくがくでも、日本語を勉強しながら、『日本と日本人』を知ることが出来るように、「漢字にルビ(ふりがな)」を付けました。 「ルビ」の数で、以下の三つの「『日本』という国」に分けました。 「初級者向け」と「上級者向け」、「電子書籍(上級者向け)」 ※ 『日本』という国こく名めいの呼よび方かたについては「あとがき」に。 2016年9月 大森和夫・大森弘子(国際交流研究所) 日本・136-0076 東京都江こう東とう区く南みなみ砂すな6-7-36-709 Eメール=yuraumi@yahoo.co.jp URL=http://www.nihonwosiru.jp/(国際交流研究所)

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