日本という国
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217◇「一いっ挙きょ一いち動どう」 「一つ一つの行動や動作」のこと。「一いっ挙きょ手しゅ一いっ投とう足そく」ともいう。 ・舞台で演じられた俳優の一挙一動に、観客席から大きな拍手が沸わき起こった。 ◇「一喜一憂」 「ちょっとした事で喜んだり、心配したりする」こと。 ・人生にはいろいろなことが起こる。小さいことに一喜一憂しない方がよい。 ◇「一いち罰ばつ百ひゃっ戒かい」 「一人を罰ばっして、百人が罪つみを犯さないように戒める」こと。 ・有名人の彼が交通違反で逮たい捕ほされたのは、一罰百戒の意味が込められている。 ◇「一望千里」 「千里離れたところまで見渡せる」ことから、広々とした眺めのよいこと。 ・山の頂上に登ったら、一望千里だ。目の前に美しい広大な景色が広がっていた。 ◇「一挙両得」 「一つのことをして、二つの得をする」こと。〈次の「一石二鳥」も同じ〉。 ・自転車通勤は、健康に良いし、交通費の節約にもなり一挙両得だ。 ◇「一いっ石せき二に鳥ちょう」 「一つの石で二羽の鳥を落とす」ことから、一つのことで二つの利益を得ること。 ・スポーツは、健康にいいだけでなく、友達もできるので一石二鳥だ。 ◇「一日三秋」 「一日会わないと、三年も会わないように感じられる」ことから、慕う気持ちが強くて、待ち遠しいこと。「一日千秋」ともいう。 ・彼女は、日本に留学している彼の帰国を一日三秋の思いで待っている。 三秋=「三度の秋を送る」ということから、「三年間」の意味。「長い間、待ち遠しい」という気持ち。 ☆中国の『詩し経きょう』に、「一日見ざれば、三秋の如ごとし」という表現がある。 ・皆さんのご来訪を一日三秋の思いでお待ちしています。 ◇「一進一退」 「一歩進んだかと思うと、一歩後退する」こと。良くなったり悪くなったりすること。なかなか良い方向へ進まないこと。 ・彼女の病状はなかなか回復しない。一進一退を続けている。 ◇「一いっ世せ一いち代だい」 「一生、生きている間に一回だけ」ということ。一生に一回しかないほど、大おおきな

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