日本という国
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220 ◇「七転八起しちてんはっき〈七転ななころび八や起おき〉」 「七回転んでも、八回目に起き上がる」こと。 つまり、「何度失敗してもくじけずに奮闘する」こと。 ・彼は何回も事業に失敗したが、いつも七転び八起きの気持ちを持って頑張ったので、今は成功し、立派な大実業家になった。 ◇「七しち転てん八ばっ倒とう」 「七回転ころんで、八回倒れる」ことから、転げまわって苦しむこと。 ・彼は胃の病気で何度も入院し、手しゅ術じゅつを繰り返して、七転八倒の苦しみを味わった。 ◇「八はち面めん六ろっ臂ぴ」 「面」は顔。「臂ひ〈肘ひじ〉」は腕うでの上じょう半はん部ぶ、あるいは、その曲まげた外側の部分。 「八つの面(顔)と六つの臂(肘)」から転じて、一人で数人分の働きをしたり、手腕しゅわんを発揮したりすること。 ・今日の野球の試合は、ピッチャーの彼が相手チームを0点に抑え、打っては満塁ホームランなどで5打点を入れた。彼の八面六臂の大活躍でわがチームが大勝した。 ◇「九死一生〈九死に一生〉」 「ほとんど死にそうだった状態から立ち直って生きる」こと。 ・彼は冬山で遭難そうなんしたが、九死に一生を得て奇跡的に生還せいかんした。 ◇「九きゅう牛ぎゅう一いち毛もう〈九牛の一毛〉」 「九頭とうの牛うしの中のわずか一本の毛け」というとから、たくさんの中でごくわずかなこと。 ・二千人を超える社員の中で、会社の再建案に反対したのはわずか5、6人で、九牛の一毛に過ぎなかった。 ◇「十年一ひと昔むかし」 「十年経てば、もう昔のことだ」、「十年を一ひと区く切ぎりとして、その間には大きな変化がある」ということ。 ・十数年ぶりに友人に会ったが、歳としを取った感じだった。十年一昔とはよく言ったものだ。 ◇「十年一いち日じつ」 「長い年月の間、同じ状態である」こと。のんびりしていること。 ・社長の考えは十年一日の如しだから、社業が発展しない。新しい事業に挑戦する意気込みが必要だ。

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