日本という国
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224 ⑲ 身を入れる=一心に努力すること。 ⑳ 煮にえ湯ゆを飲まされる=信じていた人に裏切られて、ひどい目に遭わされること。 ㉑ 奥おく歯ばに物ものが挟はさまった=思っていることを率直に言わないために、何となく、すっきりしないこと。はっきり言わないこと。 ㉒ 八はっ方ぽうふさがり=どの方法も効果がなく、解決しようとしても、どうすることも出来ないこと。 〈八方は、東西南北と、北東、東南、南西、西北の八つの方角ほうがくのことで、つまり、どの方向も、どっちを向いても、という意味〉 ㉓ 鼻息はないきが荒い=意気込みが激しいこと。気負きおっていること。 ㉔ 腕うでを振ふるう=手腕しゅわんを発揮すること。腕前を十分に示すこと。 ㉕ 箸はしにも棒ぼうにもかからない=あまりにも程度が低くて、どうにも扱いにくいこと。 何一つ取とり柄えのないこと。 〈「細くて小さな箸にも、太くて大きな棒のどちらにも引っかからない」ことから〉 ㉖ 五ご十じっ歩ぽ百ひゃっ歩ぽ=似たり寄ったりで本質的に違いがないこと。変わりばえのしない こと。大同小異。 ㉗ 海のものとも山のものともつかない=これからどうなるか、これから先がどうなっていくか、見当も予測もつかないこと。どちらとも決めがたいこと。 ㉘ 鵜うの目鷹たかの目=一心いっしんに何かを探す様子、注意深く探り出そうとすること。 〈「鵜や鷹が獲え物ものを狙ねらう時の鋭い目つき」から〉 ㉙ 白しら羽はの矢やが立つ=多くの人の中から、この人と思う人が特別に選ばれること。 〈「神が、人ひと身み御ご供くうとして選んだ少女の家の屋根に白い羽のついた矢を射い立たてた」という言い伝えから〉。 〈注〉人身御供=元は、「人間を神に供そなえること。供えられる人」のこ と。そこから転じて、「人や組織の欲望や要求のために犠牲に なること。または、その人」という意味。 〈彼は人がいいから、結局、会社の「人身御供」にされて、会社を辞めさせられた〉というように使う〉

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