日本という国
31/235

027「出生率」が低下した理由は、結婚年齢が年々高くなる「晩婚化」や、結婚しない「非婚化」が増加しているためだ。 1980年の初婚年齢の平均は男性が27.8歳、女性が25.2歳だったが、2014年は男性が31.1歳、女性が29.4歳に上昇した。 また、「生涯未婚率」(50歳の時、結婚していない割合)も年々高くなって、2015年に、男性・約22%、女性・約12%だった。 急きゅう速そくに進む「高齢化」 ※ 4人に1人が65歳以上の「高齢者」 日本の65歳以上の「高齢者」人口は2015年9月現在、3,384万人で過去最多を記録した。総人口(1億2,589万人)に占める割合(高齢化率)は26.6%で、過去最高。人口の4分の1、つまり、4人に1人が「高齢者」だ。 「高齢者」の約半数が75歳以上(後こう期き高齢者)で、「高齢化」が急速に進展している。 「高齢化」の要因は、戦後、食生活・栄養が改善し、公衆衛生が向上し、医療技術が進歩したことなど。 日本人の死亡率(人口1,000人当たりの死亡数)は、1947年(昭和22年)に「14.6人」だったのが約15年間で半減した。 ※ 世界一の「高齢化率」 日本の「高齢化」率(総人口に対する「高齢者」の割合)は世界で最も高い。 日本の「高齢化率」は、国連(国際連合)が高齢化社会の基準とした「7%」を1970年(昭和45年)に超え、24年後の1994年に「高齢社会」を意味する「14%」に達たっした。 その後も高齢化率は上昇し、2005年に20.1%に達し、イタリア、スウェーデン、スペインを抜いて世界一となった。 総人口が減少する中で、「高齢化」率は上昇し続け、推計では、2035年には33.7%になり、3人に1人が「高齢者」、2060年には人口の約4割を「高齢者」が占める、とされている。 日本人の平均寿命は、1947年に「男性・50.05歳、女性・53.96歳」だったのが、2014年には「男性・80.51歳、女性・86.83歳」で、男女とも「人生80年時代」に入っている。 女性は3年連続の世界一。男性は香港ほんこん、アイスランド、スイスに続いて4位。 ※ 100歳以上の「高齢者」=約5万9千人 2015年9月現在、100歳以上のお年寄りは5万8,820人に上った。そのうち女性が約87%を占め、圧倒的に多い。 100歳以上の「高齢者」は、1971年には「339人」だったが、10年後に千人となり、1998年に1万人を突破した。その後、急速に増え続けている。そして、44年連続で過去最多を更新している。

元のページ 

page 31

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です