日本という国
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035「いじめ」とは、「児童、生徒が関係のある者から、学校の内外を問とわず、心理的、物理的な攻撃を受けて精神的な苦痛を感じる」こと。 内訳は、「小学校・約12万3千件」、「中学校・5万3千件」、「高校・1万1千件」など。 全学校数の56.5%で「いじめ」が発生した。 「小学校」の場合、「いじめ」の具体的な内容では、「冷ひやかし、からかい、悪わる口くちや脅おどし文句、嫌なことを言われる」(17万7千件)が最も多く、次いで、「軽くぶつかられたり、遊ぶふりをして叩たたかれたり、蹴けられたりするなどの軽い暴力」(2万9千件)、「仲なか間まはずれ、集団による無視(2万5千件)など。(複数回答)。 近年、メールなどによる「ネットいじめ」が増える傾向にある。 ◇「不ふ登とう校こう」 「1年間に30日以上学校を休んだ長期欠席者のうち、経済的理由や病気以外で欠席した場合」を「不登校」という。 「小学生が約2万5千人」、「中学生が約9万7千人」、「高校生が約5万3千人」。 「中学生」では36人に1人が「不登校」だった。 「不登校」のきっかけで多いのは、「小学生」、「中学生」、「高校生」とも、不安などの情緒的混乱、無む気き力りょく、遊び・非ひ行こうなど。 ◇「高校」中途退学(「高校中退」) 「高校」を途中で退学(中退)した生徒は、生徒全体の約1.5%・約5万3千人だった。 「中退」の理由は、「学校生活・学業への不適応」が最も多い。具体的には、「もともと高校生活に熱意がない」、「人間関係がうまく保たもてない」、「授業に興きょう味みがわかない」など。 ◇ 暴力行為 児童・生徒が学校の内外で起こした「暴力行為」は約5万9千件で、「小学校・約1万1千件」、「中学校・約4万件」、「高校約8千件」だった。 内訳は、「生徒間の暴力」が最も多く、次いで、「器き物ぶつ損そん壊かい」、「教師に対する暴力」など。 全体の約四分の一(26.3%)の学校で「暴力行為」が発生した。 「暴力行為」の「加害児童・生徒」数は約6万人(「小学校・約1万人」、「中学校・約4万人」、「高校・約1万人」)で、約9割が男子だった。 ――――――――――― ※ 2020年度から「デジタル教科書」を一部導入 文部科学省は、2020年度から小中高校の授業の一部で、「デジタル教科書」を使うことを認める方針。「デジタル教科書」は「紙の教科書」をそのまま電子データにしたもの。 当面は、「紙」と「デジタル」の教科書を併へい用ようする。パソコンやタブレットの端末たんまつをどれだけ配備できるかが課題。なお、「韓国かんこく」では、2013年から「デジタル教科書」が解禁かいきんされ、現在は、社会・化学・英語の3教科で導入され、小・中学校の3割(約2,500校)が使用している。

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