日本という国
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042 「5年」が経過した(2016年5月11日) 「東日本大震災」と「福島第一原発事故」 (2011年3月11日・発生) ◎ 被災状況 (岩手、宮城、福島の3県を中心とした全国の数字) 死者 1万5,894人 行ゆく方え不明者 2,561人 震災関連死 (避難生活による体調悪化や自殺など) 3,407人 避難者 (震災発生直後の避難者) 17万4千人 (岩手、宮城、福島の3県で7割を占める) (47万人) 仮か設せつ住宅入居者 6万5,704戸こ ※ 「災害公営住宅」(復興住宅)は「岩手、宮城、福島」の3県で 2万9,573戸を建設する計画に対し、完成したのは1万4,042戸で、 47.5%にとどまっている。人ひと手で不ぶ足そくなどで建設が遅れている。 ◎「復興期間」は10年 2011年3月から最初の5年間が「集中復興期間」。 この期間の復興予算は「26.3兆円」だ。国の2016年度予算(96.7兆円)の4 分の1強に当たる。原発災害に関しては、「除じょ染せん・中間貯蔵施設」、「福島第一原 発の廃はい炉ろ・汚お染せん水すい対策」など、「復興予算」外の財源も活用されている。 「復興予算」で最も多く使われたのは「住宅再建やまちづくりの分野=10兆円」。被災者が住む宅地や高たか台だいなどの整備に使われ、住宅を買えない被災者には、災害公営住宅(復興住宅)を建設している。しかし、資材価格や作業員の人件費の高騰などで、工事が遅れ、計画通りには進んでいない。 「復興予算」は、ほかに、「全国防災対策=3兆円」、「産業・なりわい(生業) =4.1兆円」、「被災者の健康・生活支援=2.1兆円」、「原子力災害からの復興=1.6 兆円」など。

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