日本という国
59/235

055「三権分立」さんけんぶんりつ二節= 憲法で、立法権は国会、行政権は内閣、司法権は裁判所に属し、「三権分立」が確立している。 立法権を行使する「国会議事堂(衆議院と参議院)」と、行政権の中心である「首相官邸」は、いずれも、東京都千ち代よ田だ区く永なが田た町ちょうにある。 司法権の監督者である「最高裁判所」は千代田区隼はやぶさ町ちょうにある。 日本の首都は東京都。 国会=立りっ法ぽう権けん国権の最高機関で、国の唯ゆい一いつの立法機関である国会の主な権限は次の通り。 (1) 法律を制定する。 (2) 条約を承認する。 (3)予算の議決、決算の承認を行なう。 (4)内閣総理大臣を指名する。 (5) 衆議院は内閣不信任決議案を議決する。 (6)国政調査権があり、証人を呼んだり、記録を提出させたりして、国政に関する調査を行う。 (7)憲法改正の発はつ議ぎをする。 国会は二院制で、衆議院と参議院からなる。 両院には、議員の任期、解散の有無、選挙区、選挙制度、被選挙権の年齢資格などに違いがある。 議案は両院で審議される。両院の議決が異なる時は、両院協議会を開いて意見を調整する。一致しない時は、「衆議院優越の原則」が適用される。「予算の議決」、「条約の承認」、「内閣総理大臣の指名」については、衆議院の議決が絶対的に優越し、衆参の議決が異なっても、衆議院の議決が国会の議決となる。 両議院の議員には不逮捕特権(憲法第50条)がある。国会議員は、現行犯以外、国会の会

元のページ 

page 59

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です