29年間を”支えたもの”

29年間の活動の拠点は「自宅マンションの四畳半」

写真1

写真2

29年間の活動の拠点「国際交流研究所」は、練馬区から14年後に江東区に移ったが、同じ3LDKの自宅マンションの四畳半。ここで、
(1)『日本語教材』の原稿執筆、
(2)『日本語作文コンクール』の募集と一次審査、
(3)『アンケート調査』の集計、分析など、すべての活動を行った。従って、人件費は“ゼロ”。

―「四畳半の活動」に感動!―胡振平氏・1996年10月来訪。(当時・中国日語教学研究会会長、洛陽外国語学院教授)

「日本語教材【日本】」の編集・校正から寄贈まで、『日本語作文コンクール』の企画・審査員の選定・中国の各大学への告知・一次審査・入賞者への通知・中国での最終審査と表彰式の準備とそれへの出席など、ずっと個人の力で続けてこられた。このような日本語交流活動を、政府機関や財団や、法人でもない大森さんご夫妻が四畳半の一室で長い間続けてこられたことに感動させられる。経済的負担も大変だろう。中国の日本語教育に大きな貢献をしてきたご夫妻に心から「ありがとう!」。