日本語交流はじめに

学生や教師から届いた「声」

☆「日本語教材【新日本概況】」について、各大学の教師から―
「二年生の『日本事情』のテキストとして使わせていただいております」 (華南理工大学・広東省広州市)
「今、一、二年生の課外学習用の資料として利用させていただいています。学生に大変喜ばれています」 (南昌大学・江西省南昌市)
「内容が豊富で、日本の理解を深めることができ、授業に役立っています。本当にいい教材です」 (東北電力大学・吉林省吉林市)
「日本を深く理解できます。『日本国情』の授業でテキストとして使い、大学入試の参考書に指定しています」 (武漢大学・湖北省武漢市)
「日本語科の教師全員に配り、大学の図書館と学院の資料室に何冊ずつ置いています。日本を教える教師は、重要な参考資料としています。今回は、三年生の授業で使わせて頂きます」 (成都理工大学・四川省成都市)
「授業で、学生たちに正しい歴史観と価値観、日本の優れた文化をちゃんと伝えるように頑張ります」 (大連芸術学院・遼寧省大連市)
☆私どもの活動に対しても、教師や学生から―
「私たちが学んだのは、日本語や日本の社会だけでなく、大森先生と奥様の中国に対する深い愛情です」 (教師。重慶大学・重慶市)
「大森先生ご夫妻の活動を知って、日本人に対する印象が大きく変わったのです」 (学生。洛陽外国語学院・河南省洛陽市)
「1994年の第二回『日本語作文コンクール』で『一等賞』になったことは、私の人生を大きく変えた」 (学生。北京第二外国語学院・北京市)
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27年間の折々に、その時々の思いを短歌に詠んだ。
「手作りの 教材贈って 27年 偏見解けたと 中国の学生」
「日本語で 歴史の痛み 切々と 綴る学生の 作文に涙」
「まず謝罪 わだかまり消え 中国の 日本語教師と 友好誓う」
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中国の若者が、一人でも多く”日本ファン”になってもらいたい!
本書は、そんな思いで、「日本語」にこだわって、中国の大学(日本語科)の教師・学生と交流を続けてきた「夫婦の28年間の記録」だ。