一・第四回「世界の日本語学習者《日本語作文コンクール》」
「【俳句】コンテスト」
応募状況と「一次審査」の報告
応募総数=75カ国・地域の4,013人=9,022句
・2020年12月31日締め切り、応募総数は「74カ国・地域の4,012人=9,021句」でした。
・大学、日本語学校等でまとめた応募が「約5分の2」。「約5分の3」は個人の応募。
・「応募者の約半数」が中国、「応募俳句の総数の約5分の3」が中国。
・中国の大学からの応募は、
遼寧師範大学(遼寧省大連市)の「100人、253句」
南京工業大学(江蘇省南京市)の「96人、98句」
河北工業大学(天津市)の「84人、221句」
大連海事大学(遼寧省大連市)の「74人、126句」
華中師範大学(湖北省武漢市)の「61人、181句」 など。
・中国以外で応募が多かったのは、
台湾(新北市)・「致理科技大学応用日本語学科」の「114人、179句」
カンボジア・「国際日本文化学園 国際日本文化学園・一二三日本語教室」の「72人、213句」
日本・名古屋教育学院(愛知県犬山市)の「39人、107句」
日本・サエル学院日本語学校(沖縄県那覇市)の「39人、83句」
ポーランド・「ワルシャワ日本語学校」の「25人、54句」
タイ・「ウボンラチャタニー大学」の「24人、26句」 など。
・応募者の「最年少は3歳(ブラジル)」、「最年長は78歳(アメリカ)」。
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「応募要項」に従って、大森和夫・大森弘子が、すべての俳句に目を通して、「一次審査」を行いました。
1・1月15日に、「47ヵ国・地域の102人の俳句」を「入賞候補句」と決めました。
2・2月下旬までに、「二次審査員・5人」による「二次審査」を終えます。
3・3月上旬までに、「二次審査」を集計し、総合的に「順位・入賞句」を決定します。
4・3月中旬をメドに、「HP :http://www.nihonwosiru.jp/」で「入賞者」を発表します。
その中で、「応募状況」の詳細も報告します。
5・2021年8月頃、「【俳句】コンテスト」の「入賞俳句集」を「出版」します。
一・「【俳句】コンテスト」の応募要項 ←(ここをクリックしてください)
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二・「ユニークな『日本文化』論」
全国の1,616校の高校に寄贈
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1989年(平成元年)から31年間に「留学生、中国の大学生・院生、世界の日本語学習者」を対象に、計24回、《日本語作文コンクール》を行ってきました。応募総数は72カ国・地域から4万6,922編に上りました。その入賞作文から「日本人に読んでもらいたい作文」112編を選んで、
《世界の日本語学習者(64カ国・地域の112人)が書いた「ユニークな『日本文化』論」》
をまとめ、2020年9月、朝日新聞出版から出版しました。
日本の高校生に、「世界の日本語学習者の実情と、彼らが『日本と日本人』をどう見ているか?を知ってもらい、日本文化について改めて考えてもらうため」、「本書」を《全国の高校に寄贈する活動》を行いました。
寄贈先は、「全国高等学校一覧」(全国高等学校長協会・発行)に基づいて決め、2021年1月15日までに、各都道府県の1,616校に寄贈しました。(二・参照)
2020年11月1日付けの朝日新聞・教育面(三・参照)で紹介したもらい、多くの方々から「ご寄付」等を頂戴しました。それらは、「本書」の購入費と高校への郵送代に使わせて頂きました。
寄贈者の氏名等は、2021年8月頃、出版予定の「入賞俳句集」(一・参照)で報告します。
二・高校への寄贈・報告 ←(ここをクリックしてください)
三・2020年11月10日付の朝日新聞・教育面 ←(ここをクリックしてください)
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デジタル日本語教材「『日本』という国」
編著者=大森和夫・大森弘子
2016年9月・公開→2018年、2019年・更新→2021年9月頃更新予定
従来、「PTFBOOK」と「電子書籍」でしたが、「電子書籍」一本にしました。
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目 次
◇ 一章「日本の姿」(「日本の今」と政治の課題。政治の流れ。「日本経済」の歩み。
少子高齢社会と「年金・医療・介護」。教育の変遷と今。
東日本大震災と福島第一原発事故)
◇ 二章「国」の形と仕組み(国土と人口。三権分立。日本国憲法、元号)
◇ 三章「歴史」(原始と古代。中世。近世。近代と現代)
◇ 四章「自然」(四季=季語と年中行事。春・夏・秋・冬)
◇ 五章「伝統文化」(華道。茶道。歌舞伎。能と狂言。相撲。柔道。空手。剣道)
◇ 六章【日本語】とは?(文字の歴史。話し言葉と書き言葉。敬語。「広辞苑」の新語から)
◇ 七章【日本語】のいろいろ(四字熟語。慣用句。早口言葉。回文。擬音語と擬態語)
◇ 八章「文学」(源氏物語。万葉集。枕草子、百人一首。夏目漱石。森鴎外。島崎藤村。
村上春樹。松尾芭蕉。宮沢賢治。石川啄木。昔話=鶴の恩返し、など)
◇ 九章「日本人の行動様式」(農耕生活と文化。集団志向。序列社会。和の精神。信仰心と宗教)
◇ 十章「和食」(すし。天ぷら。すき焼き。鍋料理。納豆)
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大森和夫・大森弘子(国際交流研究所。Mail:)
※「デジタル版・日本語教材【『日本』という国】」についての『活用法・感想・意見』を、
へお寄せください。
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【一】【第三回・世界の日本語学習者『日本語作文コンクール】
テーマ=一・「日本のこと」で、「あなたの国」に伝えたいこと、は何ですか?
二・「あなたの国のこと」で、「日本人」に知ってもらいたいこと、は何ですか?
《実施・2019~2020年=応募総数・「66カ国・地域から9,068編」》
【二】【第一回・世界の日本語学習者『日本語作文コンクール】
テーマ=『日本』は、どんな国だと思いますか?
《実施・2017年=応募総数・「54カ国・地域から5,141編」》
ニ・ 「入賞作文」101編
【三】【第二回・世界の日本語学習者『日本語作文コンクール】
テーマ=「日本」、あるいは「日本人」に言いたいことは?
応募総数=62カ国・地域から6,793編
【一】 | 一等賞2人、二等賞10人、特別賞1人 | |
【二】 | 三等賞52人 | |
【三】 | 応募総数・入賞者の国・地域別内訳 | |
【四】 | 表彰式・懇談会 |
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文化庁が、日本語学習サイト「つながるひろがる にほんごでのくらし」を公開
・日本での生活の中でよくある場面を動画で見ながら,日本語が学べます
・自分に合った日本語のレベルや学習シーン、キーワードに応じて楽しく学べます
現在は、日本語・英語・中国語・ベトナム語・スペイン語・ポルトガル語を収録していますが、
今後、増やして14カ国語を開発するそうです。
詳細はこちらをご覧ください⇒https://tsunagarujp.bunka.go.jp/